ピンバッジの穴が開かないのはどんな素材？

ピンバッジといえば針で服や鞄にぷすっとして取り付けるものですが、

取り外して見たら…針の跡が残ってしまったΣ(T□T)

なんてこともあるあるです。

ピンバッジを付けるときにはできるだけ穴を開けたくないですよね。

そこで今回は、様々な服にピンバッジの針を刺してみて

どんな生地がピンバッジの取り付けに向いているのか検証してみました！

検証方法

①用意した6つの服にピンバッジを刺し、穴の跡を確認する。

②穴の周りの生地を揉み込むことで穴が消えるかどうか確認する。

★検証する服はこちらの7種類

ワイシャツ	シャツ	ブラウス	Tシャツ
パーカー	デニム	セーター	スーツジャケット

 

結果

ワイシャツ 綿100％

刺す前	刺した直後	揉み込んだ後

穴が目立つ

糸が太いため揉み込めば穴は目立たなくなる

 

シャツ 麻55％ レーヨン45％

刺す前	刺した直後	揉み込んだ後

穴は目立つが揉み込めばなおる

少し生地が硬いため自然には直らない

 

ブラウス ポリエステル100％

刺す前	刺した直後	揉み込んだ後

糸が細いため穴がより目立つ

丁寧に揉み込めば目立たなくなるが、生地が薄いため扱いに注意が必要。

何度か同じ場所に付けると生地がよれてしまいそう。

 

Tシャツ 綿100％

刺す前	刺した直後	揉み込んだ後

穴が目立つ。揉み込めば直るが薄い生地のため、

生地に穴を開けるために押し込む際や、揉み込んだ際のたわみが出てしまう

 

パーカー 綿100％

刺す前	刺した直後	揉み込んだ後

生地がしっかりしているので、穴は広がったりしない。もみ込めばどこにさしたか分からなくなる程度に戻る

 

デニム　綿100％

刺す前	刺した直後	揉み込んだ後

すぐ見てわかるくらいの穴が空いてしまった

生地がしっかりしているため揉み込むようにすると穴は目立たなくなる

 

セーター　アクリル47％、綿45％、ナイロン8％

刺す前	刺した直後	揉み込んだ後

細い糸がざっくりと編み込まれた生地のため、穴が網目の穴に混ざってほとんど分からない

もみ込めば全く分からないほどになる

 

スーツジャケット　ポリエステル51％　毛49％

刺す前	刺した直後	揉み込んだ後

しっかりと糸が織り込まれた生地のため、穴の差し後は若干残るが穴が広がったりすることはない。

黒色であればほぼ目立たない。

生地を揉みこむと穴の場所はまったくわからなくなる。

 

まとめ

生地によって穴の開き方が異なることがわかりました。

素材	評価	詳細
ワイシャツ 綿100％	〇	穴が目立つ 糸が太いため揉み込めば穴は目立たなくなる
シャツ 麻55％ レーヨン45％	〇	穴は目立つが揉み込めばなおる 少し生地が硬いため自然には直らない
ブラウス ポリエステル100％	△	糸が細いため、穴がより目立つ 丁寧に揉み込めば目立たなくなるが、生地が薄いため扱いに注意が必要。 長時間の仕様や、何度も同じ場所に付けると生地がよれてしまいそう。
Tシャツ 綿100％	×	穴が目立つ。揉み込めば直るが薄い生地のため、 生地に穴を開けるために押し込む際や、揉み込んだ際のたわみが出てしまう
パーカー 綿100％	〇	生地がしっかりしているので、穴は広がったりしない。もみ込めばどこにさしたか分からなくなる程度に戻る
デニム 綿100％	〇	すぐ見てわかるくらいの穴が空いてしまった 生地がしっかりしているため揉み込むようにすると穴は目立たなくなる
セーター アクリル47％ 綿45％ ナイロン8％	〇	細い糸がざっくりと編み込まれた生地のため、穴が網目の穴に混ざってほとんど分からない もみ込めば全く分からないほどになる
スーツジャケット ポリエステル51％　毛49％	〇	しっかりと糸が織り込まれた生地のため、穴の差し後は若干残るが穴が広がったりすることはない。 黒色であればほぼ目立たない。 生地を揉みこむと穴の場所はまったくわからなくなる。

糸がしっかりと織り込まれている生地や、

ざっくり編み込まれたセータ等であれば穴の跡も広がりにくいです。

薄い素材の服は生地も薄く傷みやすいため控えましょう。

また、細い糸の場合、ピンを抜き差しする際に糸が引っかかってしまう場合があります。

ピンバッジはゆっくり優しく取り付け、取り外しくださいね！

ただ、どんなに気を遣っても少なからず服は傷んでしまいます…(＞＜)

そのため、どんな素材の服でも使う時に都度取り付けることをお勧めします。

また、そもそも穴を開けないマグネット留め具もあります！

針を使用しない留め具なら生地の傷みを気にせず使えるのでお勧めですよ☆

マグネット留め具については、

過去にブログ記事を掲載しておりますので、よろしければ参考ください！

 

穴を開けずにピンバッジを付ける方法

関連記事