2021.08.26
オリジナルのピンバッジを作りたいけど、
・どうやって依頼していいのか分からない。
・データ作成が難しそう。
・工法や着色方法がいっぱいあって何が適しているか分からない。
・納期はどれくらいかかるの?
となかなか製作に踏み出せない方も多いのではないでしょうか?
今回はグッズの中でもちょっと敷居の高いピンバッジの製作の流れを分かりやすく説明していきます。
ピンバッジには工法がたくさんあります。
その中で、
1.グッズ用
2.社章・校章・記念品用
3.キャンペーンばらまき用
に適した工法をご紹介します。
亜鉛合金を使用したダイキャスト工法がおすすめです。
オススメポイント
銅合金(真鍮)を使用したスタンププレス工法がおすすめです。
金型で金属の凹凸を作るピンバッジの代表的な工法です。
オススメポイント
亜鉛合金を使用したオフセットプリント工法がおすすめです。
CMYKの4c(4色のこと)掛け合わせでシールに印刷し金属に接着する方法です。
オススメポイント
代表的な色はシルバー・ゴールド・ピンクゴールドがあります。
デザインにマッチする色を選びましょう。
留め具は用途によって選びたいですね。代表的なものはこんな感じです。
バタフライクラッチ | タイタックピン |
---|---|
ゴム製キャッチ | マグネット |
インターネットで検索すると多くのピンバッジ製作業者がヒットします。数量・工法・色数・留め具を指定して最低3社から見積もりをGETしましょう。
業者によっては得意・不得意な工法があるため、あらかじめ仕様を指定して見積り依頼すると比較しやすくおすすめです。
オフセットプリント工法のデザイン製作は土台の表現が無いため比較的に難易度は低いですが、ダイキャスト工法・スタンププレス工法は業者によって様々な制限があるため難易度が非常に高いと言えます。
失敗しないデータを作るには、依頼した業者に最終調整をお願いするのが一番の近道と言えるでしょう。
サンプルは出来る限り確認しましょう。
ピンバッジは数あるグッズの中でもデータから出来上がりがイメージしにくい商品となります。
サンプルを確認せずに本生産に入ってしまうと、イメージと全く違う商品が納品されてしまう可能性もあります。
現物が難しいようであればせめて写真では確認したいところです。
サンプルを確認し、問題無ければいよいよ本生産の開始です。
ピンバッジは流通のほとんどが中国等の海外での生産されています!
そこで注意が必要なのが納期です。数量にもよりますが、通常納期は
・生産2~3週間
・輸入1週間~2週間
の合計1ヶ月以上かかる場合が多いです。
海外生産の場合、天候や社会情勢により想定外の納期がかかる可能性があるので余裕をもって発注出来ると良いでしょう。
商品が届いたらまずは数量と現物確認をしましょう。
問題があった場合はすぐに依頼業者に連絡し対応を相談したほうが良いです。
納品から時間が経ちすぎると交渉が出来ない場合があるので注意が必要です。
ピンバッジはほとんどが海外生産となるため、必要なタイミングからの逆算でのスケジュール管理が大切です。理想は2ヶ月前には依頼業者を決めておきたいです。
データのやり取りや納期で想定以上の時間がかかってしまうこともあるため、余裕を持ったスケジュールで動かすのが良いでしょう。
工法によってはデータ製作の難易度は非常に高くなります。
何度も制作すれば自分でデータを製作することもできるようになりますが、不慣れなうちは、費用がかかっても業者に任せることをおすすめします。
出来ればその時の製作したデータをもらえる契約にしておき、次回に生かせるようにしたいですね。