2021.11.16
ピンバッジの素材ってたくさんあるけど、「結局何が違うの??」って悩まれている方は多いのではないでしょうか?
工法によって使われる素材が変わってくるのですが、ここでは素材と工法の関係性、さらに特徴を詳しく解説していきます。
また、最後にはピンバッジで良く使うメッキ処理についても簡単にご説明します!
亜鉛を主体金属とし、アルミニウムやマグネシウム等を合成して作られた合金で、古くから用いられる合金の1つ。
ダイキャスト工法やオフセット印刷工法で使われています!
銅と亜鉛の合金(別名:真鍮)。
なんと人類が最も古くから使用した金属であり、現在でも重要な金属の1つ。
日本では五円硬貨の素材として使われています!
スタンププレス工法で使われています!
流通量が多く安価な金属です。
強度は高いですが錆が発生しやすいため、メッキ処理が必須となります。
磁性があるため、マグネット式のピンバッジでもよく使われる素材です。
亜鉛合金と同じく、スタンププレス工法で使われています!
鉄にクロム、ニッケルなどを加えて製造される合金で、最も錆びにくい金属と言われています。
安い素材&メッキ処理が不要なので大量生産するピンバッジに適した素材です。
錆びないという「stainkess」が語源なんです!
プリント工法で使われています!
ガラスより透明度が高いプラスチック素材です。
レーザーで自由自在にカットが可能でき、好きな形に加工できます。印刷もUVインクジェット印刷なので小ロットを安価に生産できます。
アクリルの裏面にピンバッジパーツを貼付し、「アクリルピンバッジ」として使われています!
鉄にすずをメッキした素材です。耐食性があり毒性がないため、缶詰や飲料缶などの食器容器として使用されています。
ブリキの約9割がリサイクルされています!
メッキとは、金属・非金属等の個体の表面に薄い金属皮膜を形成させる技術の総称。
ピンバッジでのメッキ処理は「1.耐食性」で錆から守り、「3.装飾性」による見た目を美しくするために利用されています。
下記がピンバッジでよく使うメッキの種類です。
これまでご紹介したとおり、ピンバッジには様々な素材が存在します。
用途やデザインに合わせて「素材」と「メッキ」を掛け合わせることにより、あなた好みでかっこいいピンバッジを作ることが出来るのではないではないでしょうか。
ぜひ、ピンバッジの可能性を追及してみてください。