2022.03.01
ピンバッジといえば金属の土台を活かした色差しの着色が一般的ですが、ほとんどの商品が海外生産となり、少量の場合は納期や価格で希望条件と合わないことが多いのではないでしょうか?
そこで今回ご紹介したいのがこの「ドーム型ピンバッジ」!
このピンバッジなら今まで納期・価格で諦めていた方も作れちゃうかもしれません。
本記事では「ドーム型ピンバッジ」のメリット・デメリット・作り方を分かりやすく紹介していきます。ぜひグッズ作りのご参考にしてくださいませ。
通常のピンバッジは海外生産で、約2か月の納期がかかります。
それに比べてドーム型ピンバッジは日本国内で作成可能なので、約1週間~2週間で製作可能です。
ピンバッジの達人では…最短5営業日で制作可能!
小ロットで生産しやすい商品なので、制作数量が少ないほど価格のメリットが大きいです!
ピンバッジの達人では…10個でも5,500円!(1個当たり550円でピンバッジが作れる!)
CMYK4色印刷なので、細かいデザインの表現が可能です。色差しでは難しい写真のピンバッジも作れます!
普通のピンバッジで使われるダイキャスト工法やスタンププレス工法と比べると重量が軽く、高級感は少なくなります。
仕上げに樹脂シールを使用するため、普通のピンバッジのような凹凸は表現できません。
それではここから「ドーム型ピンバッジ」の作り方を紹介します!
用意するパーツは「土台(両面テープ付き)」と「樹脂シール」の2種類です。
ピンバッジの達人では確実に指定した位置でカットできる「プロッター」という機械を使用しています。
仕上がりにも影響してくる部分なので、機械でキレイにカットしていきます。
このプロッターは他の商品でも使用できるのでとても便利ですよ!
プロッターはこんな機械です▼
それでは用意した土台にセットしていきます!
いきなり土台に貼らず、まずは【2】の「カットした印刷物」と、【1】の「樹脂シール」を貼り合わせます。
この時少しでもズレてしまうと完成した時に見栄えが悪くなってしまうので、一つずつ手作業で丁寧に貼っていきます。
次に、土台の両面テープを剥がします。
少し剥がしにくいので慣れが必要かもしれません…。
「土台」に先ほど貼り合わせた「印刷物&樹脂シール」を貼り付けます。
ここでもズレないよう丁寧に貼ります。
最後に、満遍なく圧力をかけしっかり定着させます。
定着が悪いと空気が入って汚くなってしまいます。
「ドーム型ピンバッジ」は普通のピンバッジに比べると、納期や小ロットの価格メリットがある反面、高級感・重厚感は少ないアイテムです。
普通のピンバッジのような凹凸感はありませんが、印刷ならではの精密さがあり再現性のの高いピンバッジです!
●納期が間に合わない
●小ロットで作りたい
●写真など細かなデザインで作りたい
と諦めていたあなた!
ぜひ、用途や数量によって仕様を使い分けてみてください!