海外ピンバッジ文化事情 ― 日本とどう違う?アメリカ・アジアで比較!

 

ピンバッジといえば、日本ではライブグッズやアニメグッズとして人気のアイテムで、コレクションやファッションのワンポイントとしても親しまれていますよね。

 

しかし、海外に目を向けてみると、「ピンバッジってこんな使われ方をしているの!?」と驚くような文化があることをみなさんはご存知でしょうか?

国によって、ピンバッジの用途がかなり異なり、その国ならではの歴史や価値観が色濃く反映されています。

 

今回は、アメリカ・アジアの2つのエリアに分けて、それぞれの地域でピンバッジがどのように使われているのかをご紹介します。

日本とは少し違う?ピンバッジの文化的立ち位置

アメリカ編:「トレーディング文化」が根付いたエンタメの一部

パラソルの近くのピンバッジと、ピン・トレーディング・ディズニーランド・リゾートの看板

出典:Disneyland RESORT

 

 

アメリカでは、ピンバッジは「交換する楽しさ」が大きな特徴です。

代表的な例がディズニーリゾートでの”ピン・トレーディング”

キャストやゲスト同士でバッジを交換し合い、一期一会の交流を楽しむカルチャーが定着しています。

 

また、オリンピックでは世界中の関係者やファンが国や団体のピンバッジを持ち寄りトレードを通じて交流を深めるという習慣も。

これは一種の国際交流の手段でもあり、「コミュニケーションツール」としての役割が強いのが特徴です。

 

※ピン・トレーディングについては、Disneyland RESORTを参照。
引用元:Disneyland RESORT公式

 

 

アジア編:韓国・中国にも広がる”推し活”ピンバッジ

ピンバッジ画像

 

アジア地域では日本に近しい文化が浸透している部分も多く、特に韓国ではK-POPアイドルのピンバッジが大人気のようです。ライブグッズや応援グッズとしてファン同士が交換したり、痛バッグに付けたりするなど、「推し活」の一部としてピンバッジが愛用されています。

 

中国でもアニメやゲームの人気とともに、ファングッズとしてのピンバッジ市場が拡大中。最近では企業や博物館、美術館などでもオリジナルピンバッジを販売しており

日本同様「限定品」や「記念バッジ」としてコレクター心をくすぐる展開が増えています。

 

加えて、アジアではハンドメイド作家や個人クリエイターが制作したピンバッジもSNSを通じて人気を集めています。InstagramやX(旧Twitter)などを活用して、オリジナルデザインのバッジを販売したり、ファンが購入したものを紹介したりする文化が広がっています。

特に若い世代の間では、「他人と被らない」「自分だけの推しバッジ」としての価値が高まり、趣味と自己表現を融合させたアイテムとして定着しつつあります。

 

このように、アジア各国でもピンバッジは、ファン同士のつながりや個性の表現を行うツールとなっているのが特徴です。

 

 

まとめ

ピンバッジは、アメリカやアジア各地において、単なるコレクションアイテムを超えた重要なコミュニケーションツールとしての役割を果たしています。

 

・アメリカでは自己表現交流のツール

・アジアではファングッズとしての進化

 

日本では「かわいい」「おしゃれ」「推し活」の延長で親しまれているピンバッジですが、世界に目を向けると様々な文化背景が見えてきます。

海外旅行やイベントに行く際には、ぜひその土地のピンバッジにも注目してみてください!

 

 

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ピンバッジの達人では、オリジナルピンバッジの制作に対応しております。

この記事を読んで、「自分でもピンバッジを作ってみたい!」と思われた方がいらっしゃいましたらお気軽にこちらからお問い合わせください。

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